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南蛮行列

 

  

戦国時代、ローマに報告された日野江の城下町での南蛮行列を430年ぶりに再現します。

27th Anniversary  フェスティビタス ナタリス2023

ローマに報告された日野江の城下町の南蛮行列。一挙、再現!

再現!南蛮行列VOL.1 出発前の準備編です。  
再現!南蛮行列VOL.2 参加者の記念撮影編です。  
再現!南蛮行列VOL.3 有馬のセミナリヨ跡地出発編です。  
再現!南蛮行列VOL.4 ローマに伝えられた通りも通過する行進編です。  
再現!南蛮行列VOL.5 イベント会場を目指す行進編です。  
再現!南蛮行列VOL.6 南蛮行列の会場到着編です。  
再現!南蛮行列VOL.7 イタリア・ポルトガルとのライブ中継編です。  
再現!南蛮行列VOL.8 天正遣欧使節の朗読劇編です。  

南蛮行列の見どころ

出発時間とルート
南蛮行列の構成
南蛮モードを身に付けていた侍の姿
南蛮屏風に描かれた
アフリカ人も再現
どうして南蛮行列に虎?
有馬晴信のちょんまげは織田信長風
秀吉が聞いた西洋音楽

天正遣欧少年使節役の中学生

 

南蛮行列の再現の背景と目的 

 平成30年7月に長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産がユネスコの世界遺産に登録されました。世界遺産の推進のため各種活動が展開されています。

 これを受けて今回で27回目を迎えるフェスティビタス ナタリスでは、430年前の西洋音楽再現や南蛮料理復元など当時のキリシタン文化を再現する活動を継続し、更なる企画を計画しました。

今回の目玉は南蛮屏風を基にした戦国時代の南蛮行列の再現

 430年前、イエズス会の宣教師がイタリアのローマに伝えたイエズス会年報では、当時の日野江の城下町で有馬晴信をはじめとする家臣団、宣教師、ポルトガル・スペインなど西洋の人々、セミナリヨの生徒や領民などが、キリスト教の主な催しの際に行列を作り、有馬の大天主堂まで城下町の通りを練り歩いていたことが事細かに報告されています。

 そこで、430年前、ポルトガル人や宣教師たちを生き生きと描いた南蛮屏風の世界を参考に、今回のフェスティビタス ナタリスで当時と同様に城下町の通りを南島原市民が宣教師、天正遣欧少年使節、ポルトガル人に扮して行列再現します。行列はたいまつの灯りに乗って、イベント当日、夕方に巨大ツリーの点灯が待つ会場入りします。

ユネスコの世界遺産推進に民間から支援

 最近、日本全国でも合戦武者行列を再現する例は数多くありますが、平和を祈って430年も前の戦国時代の南蛮行列を再現するのは、日本国内でもキリシタン文化が花開いた南島原市独自の取り組みです。

 さらに、史実に基づく西洋音楽再現や南蛮料理復元などの活動を継続することにより、長崎と天草地方の潜伏キリシタン教関連遺産のユネスコの世界遺産推進に向けて、民間からの側面支援を図ります。




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