430年前の風味と味を空想させる。

大航海時代の流れをくむポルトガルワイン

430年前に北有馬にも伝えられたポルトガルのワイン

 北有馬町のクリスマスイベントでは、当時もたらされた大航海時代の流れを組むポルトガルのワインを試飲できます。ボトルの販売もしています。クリスマスイベントのお土産にぴったりです。

 大航海時代、世界中を駆けめぐったスペイン・ポルトガルの帆船は、日本に宗教と共にワインももたらしました。当時の日本人たちは赤ワインを飲むポルトガル人たちを見て「血を飲む人々」と呼んで恐れたこともあったそうです。貴重なワインでしたので、大名たちははワインを珍蛇種(ちんだしゅ)と呼び、珍重していました。織田信長や豊臣秀吉たちも好んでヨーロッパの風味を楽しんだのです。

                         

 セミナリヨが置かれ、ヨーロッパからの様々な文化が伝えられた北有馬町。宗教的にも必要であったワイン(葡萄酒)は、当然、南島原市北有馬町にもあったはずです。雲仙岳の清流と野ブドウが豊富にあった北有馬町ではワインが作られていた可能性さえあるのです。有馬の殿様や家臣団、ときには住民たちも、遠い異国に思いを馳せてワインの味を楽しんだのかもしれません。

                        

 北有馬町のクリスマスイベントでは、ポルトガル大使館の紹介により、現地直輸入のワインを楽しむことができます。会場で奏でられる400年前の西洋音楽と推定復元した当時のお菓子に加え、ワインをたしなみながら、セミナリヨがあった当時を回想してみませんか。

                        

ボトルワインの価格

1本 1,500円(赤・白)


 

 

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