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無量寺(今福)のキリシタン墓碑

有馬氏時代は教会かも。無量寺跡からのキリシタン墓碑

無量寺(今福)のキリシタン墓碑

 今福の共同墓地の一角に置かれています。このキリシタン墓碑は通称「無量寺」の堤沿いの水路にあったものを現在地に移設したものです。無量寺のキリシタン墓碑は無名無紋ですが、大型のキリシタン墓碑で大きさから有力者の墓であったと思われます。

 無量寺は島原の乱が始まった1637年12月19日に一揆方により焼き払われた北有馬村内の寺院の中にその名称が出てきます。無量寺跡の畑を掘ると焼き焦げた炭が出るとの農地所有者の証言もあります。

 このキリシタン墓碑の存在により無量寺は有馬晴信の時代は教会として使用されていたことも推測されます。

 

 

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宣教師ルイス・フロイスも立ち寄ったかも。

 

 

 

無量寺からの遠景。湯島や原城跡も見渡せる。


 

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