有馬川の殉教巡礼地を整備

 

 

カトリック長崎大司教区は、有馬川の福者(殉教者)に捧げる殉教巡礼地を整備しました。

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 2008年11月24日のペトロ・岐部・カスイら187名の殉教者列福を受け、カトリック長崎大司教区は、有馬川のほとりに有馬川の福者(殉教者)の殉教巡礼地を整備しました。

 殉教巡礼地の祝別式はクリスマスイベントと同日の12月19日に有馬川の殉教地を望む場所で行われました。当日は高見大司教をはじめキリスト教関係者、用地提供者が出席されました。この地では1613年の有馬川での8名の殉教以来、約400年の期間を経てようやく殉教者たちの心を慰めることができました。

 殉教巡礼地付近にはペトロ・岐部・カスイ、中浦ジュリアンをはじめとする殉教した日本人司祭全員が学んだ有馬のセミナリヨ跡地、殉教者が殉教地である有馬川のほとりまで歩いた道(南道 みなみみち)も残されています。

有馬川のほとりにある殉教巡礼地で福者たち8名の祝別が行われました。1613年10月8日以来、本格的な祝福には400年もの期間を要しました。

殉教巡礼地は南島原市北有馬支所(画像奥)のすぐ近くです。 快く用地を提供された高木英俊氏に感謝状を贈呈。
解説板も整備され公園化されています。 殉教巡礼地から日野江城本丸を望む。殉教の折にも本丸から良く見えていたはずです。

 

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